ビン坂峠(昼坂峠)~お虎ヶ池

2012.10.27 Tosi
一度雪の無いビン坂峠から霊仙山はどんな状況か歩いてみたかった。秋の清掃海上の森物見山コースの打ち合わせ終了後、H.Oさんに28日に一緒にとお願いしたところ快く返事を頂けた。
S.T.さん・T.I.さんにもお願いし4人で行けることになった。先週までの天気予報で28日は全国的に雨と報じていたため27日に変更して山行部長に計画書を提出して承認を得た。
H.O.さんが27日は都合が悪く3人で行くことになり山行部長に連絡した。山行部長は27日には入山しているため入下山の連絡は会長にお願いした。

1.上丹生「いぼとり地蔵」駐車場

絶好の登山日和である。金山駅南口で御在所山へ行くパーティーと挨拶をして出発し、養老SAで入山連絡を入れて「いぼとり地蔵」Ⓟに着いた。朝早いせいか西濃交通のバス1台のみである。


2.ビン坂峠上の旧林道跡?

上丹生の15号橋から民家の前を通り、小沢の左岸を山腹よりに登っていく。小さな二股から左の沢の右岸にある段々畑の跡のようなところを越えて行く。ビン坂峠の林道が上に近付き、踏み跡に合い登りきると峠である。峠には舗装された立派な林道が通じている。左の尾根に付けられた階段を見送り、少し下ってやや開けた感じの所から左へ適当に尾根に登った。そこには廃道化した林道の跡がありこれを進む。太いスギ?の切り株に苔が付いているのがいくつか見られた。1本のみであるが赤い実をつけた木もあった。


3.スギの植林帯

この植林帯は整備されているらしい。自然に枝が落ちたとも思えない。下草は全くない。緩やかに登って行くと花の咲いている木がある。モクセイ(ギンモクセイ)のようだ。栽培されていた雰囲気が漂っている。

4.ブナ科の二次林

廃道化した林道跡はなおもジグザグに登っている。それを横切ったりまた踏み跡をたどったりする。自然林なのに下草もないため雰囲気はよいが、次第に急登になってきてハーハーと息をするのがつらくなる。

5.樹林から抜け出て

さらに登ると石灰岩の重なるカルスト斜面の急傾斜だ。その間を縫うようにして立ち休憩しながら登る。登りきると樹林を抜き出て視界がぱっと広がる。振り返ると右の方に伊吹山の山頂部分が薄っすらと見えるかどうか、左には琵琶湖があるのがやっと認識できる。

6.枯れたキク科?の茎が立つ中を行く

進行方向にはキク科の花が済み、葉が落ちて茎が茂っている。今まで雪の上に先だけが出ていた時もあったが、これはササの枯れた稈だと思い込んでいた。ここを歩いて初めてこのことを知ったのである。このようになったのはササ枯れの後なのか、当初からこの一帯はこのキク科のものであったのかは定かではない。


7.登山道に出て本日のメンバー3人で

踏み跡があったのでそれに従うと掘割状になって登っている。登山道はこれに沿って左に行っている。カレンフェルト石灰岩の岩塊のところで一般道に出て小休止。単独者が下ってきたので、紅葉が始まっている霊仙山三角点ピークをバックにシャッターをお願いした。


8.お虎ヶ池

折り返しが13:00の計画である。霊仙山の三角点や最高点が近いにもかかわらず踏むことが出来ないのは残念だが勘弁してもらおう。09年にはお虎ヶ池の鳥居に、京都で鈴を作っている滋賀県連の方に依頼を受けて鈴を取り付けた。それが今も健在で嬉しく思った。霊仙山は人気の山だ。しかも登山日和だ。つぎつぎに登山者が下ってきた。ビン坂道は雪の時よりも急に感じたので、下りはより安全な一般コースで槫ヶ畑に変更したいと思い会長に留守電を入れた。

9.紅葉が始まった槫ヶ畑道

夏道をジグザグに下り冬道に合流するが、その案内は出ていない。落葉樹は紅葉がすばらしい。一度11月の終わりごろ、この槫ヶ畑道の紅葉が見事であったことを思い出した。その時、西南尾根では数枚赤い葉を残している灌木があったのみだった。西南尾根と最高点・三角点は近いうちにということにしてある。今回は紅葉の走りである。


10.汗ふき峠

登山道の雰囲気が良い。すぐ汗ふき峠に降り立った。ここの葉は緑で黄色や紅色は見当たらない。2人ともに元気そのものであるが小休止した。


11.槫ヶ畑

下ってくると下に小屋が見える。沢に橋がかけてあり、ジュースなどが冷やされている。廃村になった槫ヶ畑の一番奥に建っていて今は営業しているようだ。


12槫ヶ畑登山口

細い沢の中が登山道になっている。廃屋の石垣がつづいていてちょっと寂しい感じもする。
今は霊仙山に登る人の多くがここを利用している。登山者が次々下山してくる。我々の車は養鱒場よりまだまだ先だ。奥三河から来たというパーティーに1人乗せていただき、上丹生「いぼとり地蔵」の駐車場までお願いした。槫ヶ畑登山口駐車場に戻り名古屋へ向かい、関ヶ原IC近くの喫茶店で話し合いを行って帰路に着いた。

霊仙山に登るのにはどの季節がよいか。私は花の多い春先に西南尾根から登るのを第一におしたい。次は紅葉の槫ヶ畑道を挙げたい。その他の道もいろいろ歩いてみたが、一般には体力面
も考慮すると上記2ルートがよいと思う。その他は次の機会に登ってほしい。今回のビン坂峠からの道は下部が緩やかで植林が多く、後半自然林だが急斜面が多い。積雪期にも登っているが、雪の時期の素晴らしさは貴重な存在だと思う。
私はこの霊仙山をあと何回楽しめるだろう。ゆっくり登るのに一緒していただける人を探し続けたい。

概念図

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>