■行ってきました

浅間山 2007.11.23〜25 Matsuoka

初冬の浅間山に行って来ました。今回は、八ヶ岳高原にあるMさんの山荘泊で、浅間山とみどり池散策を楽しもうという山行計画。参加者は、男性陣K&Kさん、女性陣Mさん、Miさん、Yさん、Aさん、Kさん&usagiの総勢8名。これ以上、望むべくもないくらい見事に晴れ渡った青空の下、山だけではなく、八ヶ岳高原の魅力を満喫した3日間でした。

「さかさい」のお蕎麦

朝7時、メンバーは名古屋駅発、本郷駅発の2台の車に分乗して出発、屏風山パーキングで合流後、小淵沢ICで中央道を降りた。
まずは、Mさんオススメ「さかさい」のお蕎麦でお昼ごはん。これが絶品で、新そばの風味に大満足。
その後、近くのスーパーで2晩分の食材と行動食を購入してからMさんの山荘へ。
初日は八ヶ岳観光

山荘に到着後、簡単に掃除と夜具の準備をしてから、八ヶ岳高原の観光に出かけた。
まずは、山荘の程近くにある「八ヶ岳高原ヒュッテ」。ここは、昭和9年東京都豊島区目白に建てられた旧徳川義親邸を、昭和43年八ヶ岳山麓に移築、長年ホテルとして使われたが、今はレストランとして使われている。「高原へいらっしゃい」というTVドラマの舞台にもなったことでも有名。
絶景ポイント「しし岩」

平沢峠の「しし岩」から八ヶ岳の眺め。
「この景色を見せてあげたかったのよ。」とMさん。
南に目を移せば、甲斐駒、北岳などの雄大な南アルプスの山々。目の前の広大な景色にすっかり満足したメンバーだった。
この日はそのあと、木造の珍しいコンサートホール「八ヶ岳高原音楽堂」に寄ってから山荘に戻った。
何度も通った道

山荘へと続く道。両側にはカラマツがきれいに並び、遠くには山々。夜には星、朝には朝焼け。
今回の山行では、この道を何度も通り、すっかりなじみの光景になった。
初日のメニュー

Miさんが食担で、この日は「鱈ちり」と、馬刺し、お刺身の盛り合わせで、たいへんおいしく頂きました♪
2日目は浅間山へ

2日目は4時半起床。準備を済ませ、暗いうちに山荘出発。途中まで道路はすっかり凍りつき、そろそろと1時半近くかかって、浅間山への登山口となる「浅間山荘」に到着。
ほとんど雪はないものの、けっこう冷える。冬装備に身を固め、浅間山を目指して歩き始める。
まもなく1の鳥居。
かもしか平

2の鳥居も過ぎ、樹林帯を抜けると「かもしか平」に出た。左側には外輪山が連なる。残念ながら、カモシカには出会うことはできなかったけど、なんともいい景色。気持ちいい笹の道を進んでいく。
 
火山館

硫黄臭のするトラバース道を過ぎ、火山館に到着。ここは、通年管理人が常駐する小屋で、浅間山観測の最前線基地であり、研究の場となっている。
この日は、管理人さんと、なぜかオスの鳩が出迎えてくれた。鳩は、ある日舞い込んできて、それからすっかり居ついているとのこと。
小屋の中は、蒔ストーブが焚かれ、暖かく快適。長めの休憩を取らせて頂いた。

トーミの頭とサイレン

火山館からは、トーミの頭がよく見える。
浅間山は、常に管理下に置かれる活火山。
何か変化があれば、すぐにこのサイレンで知らせてくれるのだろうか。
火山館を出るとすぐ湯の平口。黒斑山、蛇骨山、仙人岳、鋸岳の外輪山を左に眺めながら火口平原を行く。
浅間山の外輪山「前掛山」

いよいよ、この日目指す前掛山が間近に迫ってきた。
活火山である浅間山の山頂は、危険なため登ることはできない。浅間山に登る=前掛山・黒斑山などの外輪山に登り、浅間山を眺めるということなのだ。
現在、火山活動はレベル1で、比較的安全なため、今回ここまで登ることができたが、その活動状況によっては、即登山に規制がかかるのだろう。

急斜面をぐるっと巻いて行く

地図ではかなり急な斜面も、ぐるっと巻いて登るので、さほど大変ではない。ただ、斜面のトラバースなので、転ばないように慎重に・・・
傾斜が少し強くなってきたところでアイゼンをつけた。
浅間山山頂付近

前掛山と浅間山の分岐のところに、「ここまでで立ち入り禁止です」のトラロープ。
浅間山噴火口からは噴煙が上がっている。
この日、浅間山を目指したメンバーで、浅間山の火口壁を前に記念撮影(usagiは撮影中)。みんな、よくがんばりました♪

前掛山への稜線

この時点で計画よりかなり時間かかってしまい、13時をタイムリミットに、前掛山への稜線を歩くことになった。さすがにここまで来ると風が強い。おそらく、風速5〜6mほど。
ほどなくして、リーダーのMさんから「引き返しましょう」の合図。本日の登山はここまで。あとは、のんびり浅間山荘まで下って行くだけ。
下山開始

山頂近くのシェルターでしばらく休憩してから下山開始。まあ、なんともいい景色です。
不動の滝

帰りは少しコースを変え、不動の滝を見に行った。
滝は見事に凍っていた。少し、氷が黄色く色づいているのは、水に硫黄が含まれているためだろうか。
天狗の湯

下山後入った「天狗の湯」は、タオルが真っ赤に染まるほど赤茶けた湯の温泉だった。
そういえば、登山口近くに流れる川も、この温泉とおんなじ色をしていたなぁなどと思い出しながら、一日の疲れを癒す。
「かもしか平」では見ることのできなかったカモシカを、浅間山荘の無料駐車場近くで見ることができた。
3日目はみどり池へ

この日も4時半起床。準備を済ませ、山荘を閉めて、車でみどり池への登山口である稲子湯を目指す。
最終日もいい天気。暗かった空が、だんだん茜色にそまり、山々のシルエットがくっきりと浮かび上がる。

カラマツ林

みどり池までの道は、登山口からしばらく林道歩き。そのうちジグザグ登るカラマツ林の道になった。
すっかり葉を落としたカラマツ林は明るく、遠くの山が枝越しに見え隠れする。
トロッコ軌道

途中から、登山道は遠の昔に廃止になったトロッコ軌道なった。雪はたいしたことないけれど、ところどころ凍った場所もあり、早めにアイゼンをつけた。
トロッコ軌道を過ぎ、橋を渡って、少し急になった斜面を登って行ったら、程なくしらびそ小屋に到着した。
しらびそ小屋

みどり池のほとりに立つしらびそ小屋。こじんまりした、いい感じの小屋です。みんなはここで、淹れたてのコーヒーを注文した。
小屋の窓辺には餌台が設けてあって、色とりどりの野鳥や、リスたちが来ていた。
みどり池

樹林帯を、ガマンして登ってくると、ご褒美にこの景色が用意されているのね・・・という感じの、晴れ渡った空に生える天狗岳。
半ば凍ったみどり池とのコントラストは、何も言葉がいらない。ただひたすら眺め、何度もシャッターを切った。
稲子湯

しらびそ小屋でのんびり休憩してから登山口に戻り、ひなびた雰囲気の稲子湯につかって、今回の山行を締めくくった。
山をやってってよかったねと、しみじみ思い、このすばらしい計画を立ててくださったMさんに感謝しつつ、八ヶ岳高原を後にした。



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