■行ってきました

積雪量観察:藤原岳 2009.1.25  T.Yamada

鈴鹿山系のササ枯れについて愛知県連で行っている調査・観察は5年目になる。ササ枯れの要因を絞ることは不可能に近いがその一つとして温暖化による積雪量の減少が考えられ昨年から藤原岳で観察することになった。昨年1月6日に小屋から展望丘に行くところに観察ポールを設置し記録することになった。今年1月12日にSHさんが登ったときには127cmであったという。今回はこのところ寒気の浸入がつづき25日も北陸地方は雪の予報で積雪量は増えていることを予想していた。

1. 4合目
金山に集合した7人はJHさんとTY2台の車でスタートした。道路にも雪があると思っていたが大貝戸の登山口駐車場まで全く雪は無かった。予報に反し快晴無風である。登山者が多い。2合目あたりで登山道脇に雪が出てきた。4合目では白くなっている。夜間冷え込んだのか登山道は圧雪状態でアイゼンを着装した。今月入会したFAさんは雪山が初めてなのでアイゼンとピッケルはSHさんに借りての行動だ。
2. 冬道
8合目についてTYはやや疲れてきた。メンバーより長く休みたいと思った。TYは1人で登ろうとしたがYHさんに一緒に行ってもらうようにお願いし遅れて登ることにした。冬道も例年より雪が少ないようだ。急登でトレースが薄くなったが雪が締まりワカンの必要は無い。
3. 9合目
尾根に出ると9合目だ。昨年2月24日元会員のN夫妻に引っ張られるように登った時Nさんがここで谷側に一歩踏み出すとドドッと大きな音をたてて雪庇が崩れ落ちたのを思い出した。
4. 積雪量観察点
何度も立ち休憩をして小屋に着くと小屋は超満員であったが5人が1人座れるスペースを取ってくれていて座ったが落ち着いてはいれない。N.さん夫妻もいた。外にも大勢の登山者がいてHF山の会のKさんもいた。新人の指導に来たようだ。Kさんは既に積雪量を観察し終えていた。少し下って観察点のポールを見ると上から赤白赤白と各20cmと赤が15cm出ていたので積雪量は105cmということになる。
5. 展望丘への雪原
観察後展望丘に向かう。一直線に何本もの踏跡が広い雪原にある。締まった雪の上に新雪が乗っているが深くは無い。TYは遅れ気味だが快適だ。こんな藤原岳はめったに無い。
6. 展望丘にて本日のメンバー7人
山頂も風が無く360°の展望を満喫した。登山者にシャッターをお願いして記念撮影。
7. 伊吹山遠望
快晴で陽があたるため枝についた樹氷が大部分解けていたが一部まだ白く残っていた。もう少し早いと輝いていたことだろう。その間から伊吹山が見えていた。
8. 新人のFAさん
雪山は初めてのFAさんはバタンと体を倒し新雪と戯れるのが嬉しくてしようがない様子だ。
9. 雪原を下山するメンバー
HKさんはスノーシュウで歩きたくて仕方が無い様子であるが今日はリーダーであり勝手な行動は出来ない。
10. 下山9合目下
TYが小屋で補給している間に雲行きが怪しくなって来たとSHさんが呼びに来た。下山だ。9合目まで来ると再び快晴になった。急だが冬道を下る。
11. 8合目にてHYさん
昨年入会したHYさんは今年になって雪山装備を購入し2回目の雪山を楽しんでいる。
12. 下山4合目にてFAさんとSHさん
今日は新人のFAさんに付き切りでSHさんが指導していた。地形図の読み方はじめこのように丁寧な指導があって新人は育っていくのだろう。気温がよほど上がったのだろう。6合目辺りでアイゼンをはずした。4合目では朝と異なり地面が出ていた。

概念図はこちら

下山後いつものように喫茶「じょあん」に立ち寄り反省会をし「あじさいの里」温泉で体を温め無事本日の山行は終了した。


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