■行ってきました

杉峠〜イブネ ササの調査W

愛知県連ササ調査の実施月が11月から10月に変更になったため急遽2日にイブネ・クラシに行くことにした。例会時には4人での計画書で承認を得たがJHさんが体調を崩し3人での山行となった。
天気予報は三重県・滋賀県・福井県いずれも曇り・夕方から雨と報じていた。車を伊勢谷小屋の駐車場に止めさせていただいた時には何時雨になってもおかしくないような空模様で迷ったがスタートした。

1. 神崎川渡渉点
根ノ平峠から正面に見えるはずのイブネ・クラシはガスに隠れ行く気を削がれたがもう少し進むことにする。
神崎川がコクイ谷と御池谷に分岐する渡渉点はいつ来てもホットして気持ちが安らぐ。この辺りにはトチノキの大木も多い。実が落ちたばかりなのに中身は殆どない。HSさんが身の入った実を拾い嬉しくなる。
2. 御池谷の渡渉点
5月にKSさんとの時直進し難渋したので渡渉点に赤布を付けた。千種越は対岸に渡るとしっかりした路がついている。
3. 杉峠
小尾根を登り小峠への分岐をやり過ごし進んで行くと平坦地に出る。右に上の路が分岐している。しかしその入り口が踏跡も定かでないので見過ごして下の路を行ってしまった。
2本の谷を連続して渡る。2本目の谷が佐目峠方向に向かっている。KSさんとの時はこの中に入り登ったがここをやり過ごし登って行くと公園のようになった飯場跡の出た。ジグザグに登り上に大きなスギが見えると杉峠だ。幹が巻くようになったスギの前でのTY
4. 杉峠の頭への途中
北へ尾根を一登りで傾斜が緩やかになった。ここにはササの稈が枯れてボロボロの細切れになった状態で散らかっていた。小さいササも全くない。イブネ・クラシとは異なっている。
5. 杉峠の頭を超えて
杉峠の頭には木に標札が掛かっていた。分岐している尾根を右にとるようにテープが誘導している。尾根上の木が白骨化して倒れていた。どうしてこのようになるのだろう。。
6. イブネのササ観察点
風が鳴っている中佐目峠からイブネに上がる。前線が通過中なのだろう。観察点に着くと風は収まってきたがガスは消えない。
7. 観察点のササ
5月14日1m四方囲いの中にあった枯れて稈のみで葉の無いもの3本という数は同じであったが同じ稈では無さそうだ。以前にあった稈は倒れ新たに枯れて稈のみになったもののようだ。50cm以上の枯れた稈に節が5〜6ありそこから枝が出ていたものが6本あったが皆無になっていた。10cm以下のものは多数ありシノ類の繁茂により数は難しい。
8. 土壌採集するSHさんとHSさん
県連「鈴鹿笹枯れ調査マニュアル・土壌の採集方法について」を再確認して写真撮影後土壌を採集する。
日没後の下山60分の歩行は危険を伴いかねないためササの調査はここで打ち切りイブネ北端・クラシは改めてすることにした。
9. 鹿の角を持つSHさん
佐目峠近くでHSさんが鹿の角を拾った。枝分かれしている長い方が折れているのと小振りであるため見栄えはしないが登山道に鹿の角は珍しい。
10. 佐目峠からの下り口
峠から降る所は緩やかな山腹を下るのだが踏跡も定かでないので木に赤布を付けた。右の谷を跨ぎ降りやすいところを下る。小沢を3本ほど右にとり谷の右岸を歩くのがベターだ。登山道に出合う前に一旦谷に下りると右岸に洞穴が2つある。再び右岸に上るとすぐ登山道に出合う。ここにも赤布を付けた。下りは速い。杉峠経由との時間差は大きい。
根ノ平峠で雨が強くなりレインウエアーを着る。前線が通過しているのに蒸し暑くてしかたがない。伊勢谷小屋には明るいうちに着けてホッとする。
三休温泉で汗を流し岐路に着いた。
概念図はここをクリック
イブネ・クラシの調査計画であったがイブネのみに終わった。帰路60分以上夜道を歩く計画であったが明るいうちに下山するためイブネ北端・クラシをカットした。
佐目峠に直接上がることにより今回より30分以上短縮できると思われる。
5年間のササ枯れ調査に出来るだけ多くの会員が参加できるようにより安全で時間の掛からないこのコースを設定したい。
次回は10月16日(日)伊勢谷小屋の駐車場を6:00スタートで計画したい。
2005/10/02  T.Yamada


山のアルバムに戻る   トップページへ戻る