■行ってきました

2008年夏山・・第2弾、黒部源流の山々縦走
2008.8.02  やまんば

CL H尾S子さん、Kさんと私の3人、7/29〜8/2 4泊5日すべて小屋泊まりです。

実は、28日に出発したのですが、北陸地方が豪雨で東海北陸道が通行止めになり、その日のうちに太郎平小屋へ入るのは無理との判断から、富山市内で1泊、白海老料理を食べて英気を養い、1日遅れで入山したしだいです。
おかげで連日好天に恵まれて、大展望の尾根歩き、黒部川源流の静かな沢道、憧れの高天原の温泉、雲の平、薬師沢の美しさ、すべて予定通り歩くことが出来ました。けれども、5日間連続、しかも長時間の歩行は久々だったので大変疲れました。Kさんだけは、まだまだ、余裕でした。

二日目、太郎平から北の俣岳を越えて、黒部五郎岳山頂を目指す。この辺りまで来ると、傾斜が緩やかになる。 今年は残雪が多いが、歩行に支障はなかった。
黒部五郎岳山頂にて今回のメンバー。一時的にガスが出ていた。
カールの中を黒部五郎小舎へ。カールに降りていくころにはガスが晴れて、全容が見えてきた。見事な光景だった。花も見ごろである。テニス友達と3人、大雨で視界がほとんどない中をひたすらペンキマークを捜して小屋にたどり着き、豪雨で1泊余分に停滞を余儀なくされたのは、もう、12年も前になる。それ以来の再訪だった。もちろん、カールの様子など見るべくもなかった。未組織で歩いていたころの苦い思い出の地である。今回は、何度も何度も立ち止まって(疲れてもいたから)、心ゆくまで自然の造形美を堪能できた。もう、来ることはないだろうという思いもあった。
山頂から黒部五郎小舎までは遠い。2時間歩いても、まだ、着けない(足が遅いから)。山全体とカールは、もう、はるかかなたになった。
三日目、三俣山荘から黒部川源流の沢沿いを辿って高天原を目指す。途中には、源流を示す石柱もあった。一旦大下りした後、岩苔乗越へ登り返すのは辛かった。ここでは、かなり長く雪渓を歩いた。乗越からどんどん下って、ようやく木道が出てくると高天原小屋は近い。
初めて来ることが出来た高天原の温泉(女性用)。川原にも露天風呂があるが、残念??ながら誰も入っていなかった。囲いのある混浴風呂に男性も入っていたようだ。小屋から温泉まで、1kmもあって、帰りが登りというのは、疲れた足には堪えた。
四日目、小屋にザックを置いて、昨日の温泉の更に先にある、夢ノ平龍晶池に足を伸ばした。静かで神秘的なところで、赤牛岳が見えていた。
小屋に戻って、雲ノ平を目指す。台形状の雲ノ平に登るのには、どこから入ってもかなり急な登りとなる。登りつめれば、木道ばかりの平坦な道になる。雲ノ平小屋で大休止。改めて、北海道のトムラウシ山の日本庭園あたりの光景に良く似ていると思った。お二人は初めて、私は、11年ぶりである。今回判ったことは、前回来たときに、黒部五郎岳のカールを見たと思いこんでいたのは実は違っていて、カールは尾根の向こう側で見えないこと。なんだか長年の宿題が解けたような気がした。もっとも、地形図が正確に読める方には、そんなことは、シュミレーションの段階で判ることかもしれない・・・私には、今回まで判らなかった。
雲ノ平から、薬師沢小屋を目指す。ここの下りが、今回の縦走中最も道が悪く神経を使った。苔のある大石だらけの急斜面が延々と続きます。けれども、そのご褒美のように、素晴らしく気持ちの良い薬師沢小屋に到着です。黒部川本流と支流が合流する俣の崖っぷちに建っている小屋は泊まり心地が良く、食事も美味しく最高でした。川にもサンダルですぐに降りることが出来ます。一押しの小屋です。ただし、テント場はありません。

五日目も晴天。太郎平まで登り返して車を置いてある折立へ戻り、亀谷温泉で温泉と昼食を済ませて、帰宅の途に。長い縦走は無事に終わりました。同行してくださったメンバーに感謝!感謝!


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