■行ってきました

御池岳テーブルランド1194 2010.5.22 T.Yamada

御池岳へ花を観察しに行くことにした。5月22日H.I.さんと2人である。真ノ谷のキャンプ場跡下から花を観察しながら1194に登り下りを土倉岳への尾根半ばからトラバースして旧河倉峠からのトラバース道を経て真ノ谷に戻る計画をした。このコースの登りは今年4.17.にKSさん・Te.Ya.さん・RKさんと下りのコースはHSさんに案内してもらい2005年5月29日と2008年5月18日に登っている。しかし下りに使うにはルートファインディングの困難が予想され25000図上に等高線の緩やかそうなところにラインを引きHIさんにGPSによるプロットをお願いした。

1.コグルミ谷登山口
HIさんに自宅まで迎えに来てもらいコグルミ谷登山口下にある駐車場に止める。すでに2台止めてあった。準備をしていると次々と車が来る。今日は花を見に来る人が多いのであろう。登山口のポストはコグルミ谷左岸に設置されている。計画書を入れ右岸の登山道に入る。
2.タテ谷分岐
右岸・左岸・右岸・左岸と進みタテ谷分岐に来た。4月の時は木々にはまだ葉を付けていなかったが今は新緑に変わっている。ハナネコノメソウなどは花期を終えていた。
3.1194ピーク
長命水で小休止していると単独者が上がってきた。花を撮影しに行くようだ。急斜面に咲いている花を観察してカタクリ峠に上がる。ここでまた女性だけの3人パーティーが追い越して真ノ谷に下って行った。やはり花を見に来たのであろう。真ノ谷のキャンプ場跡の先から登って花を探すも見当たらない。4月に登ったところを行くと先ほどの3人が下ってきた。単独者が写真を撮っていたが花は2輪で蕾が2つよりなく今年は気温の変化が異常であったとしか思えない。直接1194のピークに上がり。小休止。ここの木々の芽生えは遅い。
4.藤原岳を望む
少し下ると真ノ谷を隔てて送電鉄塔の立つ藤原岳1143.4三角点から天狗岩・展望丘が見えている。HIさんは今年3.28.に天狗岩からこちらを見ているだけに位置関係が良く判ると言っていた。
5.テーブルランド南端にて本日のメンバー
HIさんは膝ほどになったササの稈の中を歩き背丈を超えるササを想像しているようであった。テーブルランドの南端から下ろうとした時上で声が聞こえた。男女2人がこちらに来たのでシャッターをお願いした。
6.真ノ谷・土倉谷出合へ派生している尾根の1000m地点近く
テーブルランドから下って急斜面のトラバースに入る。樹がまばらになったガラ場では落石が起きると石がどこまでも落ちていく。大きな声で「ラク!」と叫ぶ。落ちて行くところまで声が届くだろうか。樹につかまって踏み出したとき根元から「ドド!」と大きな岩が落ちたと思った。後ろでHIさんが「ラク!」と叫んだ。大きなイノシシが落ちるように下に行きトラバースして逃げて行った。四足は凄いと感心した。尾根を越えて進退きわまった。戻ることにしても難しいが戻るより仕方がない。3人が尾根を下から登ってくるのが見えた。聞くとトラバース道はずっと下にあると言う。尾根に戻って少し下ると見覚えのある窯跡らしきところに出た。
7.真ノ谷左岸から見下ろす
さらに下ると河倉峠からのトラバース道らしき踏み跡が見つかった。ところどころに青テープもある。HIさんにプロットしてもらった辺りであった。しかしガラ場の横断には神経を使う。ガラ場を下ると青テープは見当たらなくなりプロットからも外れたらしい。砂礫になった急斜面をまばらに立っている樹を頼りに下ると真ノ谷が見える。土倉谷側から人の声が聞こえた。一か所降りれそうなところがあったのでここに下った。両側が壁になったところで手前左岸から巻こうかと様子を見に登りかけると先ほどの声の主が登ってきた。谷の中が行けるとのことであった。
8.真ノ谷キャンプ場跡に戻って
声の主は11名のパーティーであった。後を付いてしばらく進んだがTYにはそれだけの余力は残っていなかったので小休止した。この真ノ谷の路は30年ほど以前に茨川から白船峠の間を息子と何度も行き来しているのだが頭に全く残っていない。谷中にリスが2匹出てきて張りつめた気持ちが和らぎキャンプ場跡に着いて一安心だ。あとはカタクリ峠から駐車場に戻った。トラバースに入ってからキャンプ場跡まででは暗くなることを想定したが明るいうちに戻れてほっとしたのが実感である。帰路喫茶「じょあん」と六石ホテルの「温泉」に立ち寄ってHIさんに自宅まで送って頂いた。

概念図はこちら
今回の山行は非常に危険性を伴っていたが運に恵まれていたこともあり明るいうちに無事下山出来た。反省点もある。
運:1 トラバースして尾根を越え進退きわまり戻るとき3人パーティーが尾根を登ってきてトラバース道の情報が得られたこと及び真ノ谷に下った時11人パーティーに会いルートが明確になったことはいずれもルートファインディングの時間が短縮された。運が良かったと思う。
運:2 真ノ谷に下る時下部の地形を見て下れると判断したがそのようなところはここより無かったと思われる。
反省点:過去に歩いたところでも下山のルートファインディングは極めて難しい。25000図等高線の間隔の比較的開いているところをGPSで25000図にプロットしたならこれをもっと信頼すべきであった。これに基づいて歩けば運ではなく行動できたはずである。HIさんを不安にさせて反省している。


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