■行ってきました

愛知県連・滋賀県連合同ササの観察U
羽鳥峰〜中峠〜根ノ平峠〜腰越峠
2007.11.11 T.Yamada

11月11日朝名古屋を出る時は土砂降りであった。この雨では中止になるだろうとJH・NI・TYの3人は車の中で話していた。ササ枯れ調査委員長のKYさんは朝明に泊まっているので連絡のとりようがない。ロッジに寄ってどうするか聞いてみようかと言っている内に小雨になり雲が切れて来た。駐車場に着くとKYさんをはじめ滋賀県連のメンバー4人も登る準備をしていた。

1. 出発前の集会
参加山岳会の紹介と本日の目的であるササ枯れ調査定点4箇所とコースについてKYさんから説明があった。当初は@中峠〜A根ノ平峠となっていたが計画書作成時点でB羽鳥峰〜国見岳になった。本日更にC国見峠まで行く計画に変更された。下山は腰越峠からになっているので暗くなるのではないかと思われた。
2. 羽鳥峰
朝明は大して雨が降らなかったようだ。登山日和になったと思った。猫谷左岸林道から谷沿いの山道に入り2つの堰堤をいずれも左から越え尾根に上がる踏跡を登ると羽鳥峰だ。禿げた山の頂きからは見晴らしが良い。
3. 羽鳥峰峠定点(No.8)の標識
登りきった峠に県連ササ枯れ観察ポイントがあった。ND会の担当だ。このササは大きな葉が残り健在かに見えたがヒロ沢への踏跡はササが被っていない。枯れが進行しているのだろう。
4. 異常な枝を伸ばすササ
峠から南に登りかけるとJY会のI.さんが変わったササがあると言う。小さな葉を多数互生に付けた枝が10本ほど上に向けて伸びているのだ。明らかに異常だ。これらは今後どのようになるのだろう。
5. 紅葉と奥右にハライド
金山までの登山道脇には稈上部の節間が異常に狭くなり小さな葉をつけたササが目立つ。イブネ・クラシで数年前に見た状態と同じように思われる。猫谷に落ちている斜面の紅葉はすばらしい。遠くに下山予定の腰越峠が霞んで見えていた。
6. 黄葉とササの緑のコントラスト
登山道の黄葉と健全なササの緑が見事に調和しているところもなお残っていて嬉しかった。調査委員長のKYさんが振り返った。
7. 中峠定点(N.o.9)の標識
ここの担当もND会だ。下水晶谷に向かう左側の藪の中の木に標識が付けられている。周りのササはまだ上部の節間が詰まっていて葉が付いているものも多い。枯れが始まっているのだ。
8. 根ノ平峠定点(N.o.10)での観察
担当はKTの会である。定点はタケ谷側の右にある。ササ枯れの後シダ類が旺盛だ。KTの方が写真を撮り土壌を採取した。峠ではなお健全なササが生育しているがその周りでは今年になってからも急激に枯れが始まっている。
9. 腰越峠からの下山
国見岳・C国見峠へ行くには下山が暗くなるのは必至だ。青岳から腰越峠への下山に変更になった。登って行くうちに天候がおかしくなってきた。大岩のところでは驟雨になった。青岳までも行く気になれない。分岐からヤシオ尾根に入る。常時HFのKさんが誘導していく。ヤシオ尾根は木の根が出ている急傾斜で腰越谷上部はカラ沢のガラガラ道だ。雨が上がっても濡れているので注意しながら下る。
10. 下山集会を終了して
集会では参加した各会の代表が感想や成果を述べ第U回滋賀県連との合同調査を終了した。参加者は一様に3ヶ所の定点と県境稜線のササを観察し健全なものから枯れた状態まで見れて関心が高まったように思われた。

概念図はこちら

愛知県連としては滋賀県連が取り組んでいるスキー場廃止後の施設撤去と跡地の自然復帰を行政と一緒になって取り組んでいる努力は参考にすべきかと思われる。今後継続して合同調査を行いたいとの意向を調査委員長が話された。
「あつた」の3人は帰路三休温泉で温まり名古屋に戻った。
リーダーのJHさん有難うございました。新人のNIさん雨の中ご苦労様でした。


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