のんびり ゆったり舟伏山 H.S

種別 個人山行  
目的 春の花を捜す
山名 舟伏山(ふなふせやま)   
山域 美濃
日程 2010年4月15日(木曜日)
天候 晴れのち曇り
メンバー 総勢3名 CL:M SL:HS Y

6:40[東別院IC = (名古屋高速・東海北陸道) = 美濃IC] = 8:02[美山あいの森駐車場]
・・・・[東ルート登山口]8:18・・・・9:06[桜峠]9:18・・・・[みのわ平]・・・・10:54[舟伏山1040.3m]11:16
・・・・[小舟伏山]・・・・ 12:23[石仏のある旧道分岐]12:37・・・・[西ルート登山口]13:24
・・・・ [美山あいの森駐車場]13:50・・・・ 15:10[昭和銭湯里山の湯]15:58
・・・・ [関IC = (東海北陸道・名古屋高速) = 東別院IC]17:05

ドライバー初体験
今回は、車の運転は、私がやると申し出た。これまで2年間の個人山行で、一度もハンドルを握ったことはなかった。今までこのことを大変申し訳なく思っていた。第一に運転技術に自信がないこと、長時間の運転のとき注意力不足になりやすい性格であること、高速道路など単調な道ではすぐ眠くなること、山行そのものに体力を使い果たし、山行後の運転は体力的に無理があるのではないかと思っていたこと、家族からも運転中しばしば恐がられていたことなど、言い訳は山ほど出てくる。けれど今回は、Mさん一人に任せるわけには行かないと思った。・・と言うことで会の仲間を乗せて運転する初体験となった。


時間に余裕
計画書や25000地形図、またネットで知る限りにおいては、今回の山歩きは、それ程長時間になることは考えられなかった。金山をスタートしてあいの森駐車場に着くまでにすでに計画より50分ほど時間を短縮したので、さらに余裕が出来た。駐車場では、平野部では盛りを過ぎたさくらも、ここではまさに満開で私たちを出迎えてくれた。良い1日の始まりを予感させてくれた。

登山口
・・ま、ともかく無事登山口に立った。お天気は最高である。前日までの強風のせいかすっきり空気が澄んでいて、くっきり青空、春とは思えない透明度である。予想では、温度がかなり低いのでは、と思っていたが、さほどでもなく特に冬用の上着は要らないように思えたが、まずは、少し厚着のままスタートした。


さくら峠まで
Mさんの指示で先頭をHSさん、写真を撮りたい私を最後尾にしていただいた。先行のお二人の歩行ペースは、大変歩きやすいのだ。私のリズムに合っている。さらにお二人とも山野の草花に詳しい。知識のない私では見逃してしまいそうな小さな花を見つけては、「ここにカタクリのつぼみがありますよ。」、「これは、エイザンスミレです。珍しいですよ。」などと教えてくださる。シャッターチャンスを逃さないで済む。東の首尾根上のさくら峠までやや急な上りがしばらく続いて、かなり汗ばんできた。さくら峠で上着を薄手のものに着替えた。

たくさんの花
傾斜が緩くなったみのわ平を経て、山頂までの間たくさんの草花の名を教えていただいた。アオイ、スミレ(白色と紫色の2種類)、エイザンスミレ、ヒトリシズカ、ヤブレガサ、ルイヨウボタン、バイケイソウ、エンレイソウ、イワザクラ・・、写した写真を後で見てもどの花がどの名なのかこんがらがってしまっている。とにかくお二人の豊富な知識に感動ものだ。カタクリの群生地を通ったが、残念ながらつぼみばかりで開花している花は、一輪もなかった。お二人の話では、温度が上がってくると開くのだそうだ。午前中のこの低温では無理だろうとおっしゃっておられた。


イワザクラ
山頂少し手前急登の登山道脇の岩に、イワザクラをお二人同時に見つけられた。このイワザクラが本日の主役となった。背負っていたザックを降ろし、空身で岩に近寄るようMさんから指示が出た。少し登山道を離れるので安全に見るためだ。「ここにありますよ。こちらにもたくさん咲いています。」お二人からドンドン声を掛けていただく。H尾Sさんも携帯のカメラで撮っておられる。同じ花なのに咲いた時期の違いなのだろうか?若々しく濃い色の花や薄くなっているものや、リンとしてみずみずしい花弁など色々ある。互いに「ウワァー!ステキ!」「すごいね!」「見事だね!」「キレイ!最高!」などと叫びながら愛でている。ほとんど同じ場所だが2箇所の岩で見ることができた。始めて見た私は、霊仙山で見たフクジュソウのときのようにその美しさに感動した。紫色のその花から、写真では感じることが出来ない自然の息吹が生き生きと伝わってきた。

山頂
山頂は開けており南の濃尾平野が広がっている。展望が素晴らしい。北には、能郷白山をはじめとする美濃の山々が連なっている。しばらくするとやや雲が出て北の展望は悪くなった。20分の休憩。山頂から見える山を案内する看板が、強風のためか、太い鉄柱がグニャリ折れ曲がって、寝転んでしまっている。食事を始めた頃ご年配のご夫婦だと思われるカップルの登山者が到着された。この日始めての出合である。そのうち曇り空から小雪が舞い始めた。寒くもないしこれから降るようにも思われなかった。雪雲から流れてきたようだ。




下山
下山を始める頃には、雪はもうやんでいた。山頂までの道程の時間をあまり感じることがなかった。それ程たくさんの花を解説していただいたのだ。さらに下山に入って、植林帯の長いジグザグ道までの間にも、さらに多くの花の名を教えていただいた。ヤマザクラ、ツクバネソウ、ヤマルリソウ、ネコノメ、ヨゴレネコノメ、キイケマン、チャルメラソウなど、とても覚えきれない。下りは2時間、休憩は1度。ゆっくり下りていただいたおかげで膝の痛みがなかった。西ルート登山口到着13時24分。この日近くの温泉が定休日なので、少し遠回りになるが、美濃加茂まで足を伸ばした。最初あきらめていた温泉入浴が、Mさんの念の行った調査のおかげでお湯に浸かることができた。


感謝
この日1日、車の中から、山行中にいたるまで、ずっと話をしていたような気がする。楽しかった。山歩きの苦しさを感じることはまるでなかった。時間がゆっくり流れた。東京にいたときは、こんな山歩きをしていたのを思い出した。Mさん、HSさんからは、学ばなければならないことが山ほどある。ご一緒させていただき感謝。これからもお邪魔でなければ、一緒に歩いてもらいたい。のんびり、ゆったり舟伏山山行、感謝、感謝。
概念図はこちら


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