ヨタヨタ久しぶりの山歩き 〜御在所岳・水質調査〜 堀端屋 千兵衛

日時 2010年4月10日 天気 曇り
金山南口7:30  一ノ谷P9:05  おばれ岩9:42  裏道入り口11:00
藤内小屋12:45  一ノ谷P13:40
メンバー 半田F杉浦氏 筆者

2010年4月10日御在所岳に行ってきました。目的は水質調査。この水質調査はあつた勤労者山岳会が所属する愛知県勤労者山岳連盟の自然保護部が御在所山の一部の沢の水質を定期的に調査しているものです。調内容は一言で言えば飲用に適した水かどうか? 大腸菌群の数、重金属の含有量などを調べるそうです。

私は今回初めて参加しました。メンバーは半田ファミリー山の会のSさんと私。金山駅でSさんと落ち合い7時半に金山を出発、渋滞の中9時前に目的地に着きました。

久しぶりに聞いたウグイスの鳴き声。いつもならへたくそな鳴き声を聞き、だんだん上手くなっていくのを山行のたびに聞くのが楽しみでしたがいきなり上手に唄っているのを聞くといかに自分が山に入っていないかを改めて思い知らされました。

ショウジョウバカマ 道沿いのアカヤシオ

登山口付近でもショウジョウバカマがちらほらと咲いているが花の気配はまだまだ先のようです。途中で一本だけアカヤシオが咲いていました。またアカヤシオ、シロヤシオが咲き乱れる頃に訪れたいものです。実は自分自身3ヶ月ぶりの山行。妻の妊娠、出産、子育てと冬合宿の天狗岳を最後に山に行ってません。またその前後も片手以下の山行回数。快適なペースで歩き始めたのはよかったが心配していた通り30分で息があがってきました。

今の自分の体力を判断するとワンピッチ40分程度。入会前のピッチに戻ってしまっていました。歩き方が少しは改善されていることを考えると体力は入会前より落ちたと思ってよさそうです。やはり山登りのトレーニングは定期的に継続して山に登るのが一番だと痛感。40代半ばでこれは情けない状況だと思いました。今年は子どもを背負って山に入りたいのでトレーニングが必要ですね。

さて、今回の山行ですが県連自然保護部が行っている「水質調査」が目的ですが6月に行われる清掃山行のルートの下見もかねていました。水質調査で記憶にある限り同じ会のHさんがさりげなくずっと行ってきたように記憶していたので「いつも大変だなぁ」と思っていましたが、まさか自分が行く事になるとは思いもよりませんでした。水質調査そのものは裏道沿いにある何カ所かの水場の水をサンプルとして採取し検査会社に持って行くという簡単至極なもの。ただサンプルの水が一カ所につき1リットル。小瓶に入れたサンプルは保冷して持ち帰り、検査会社が開いている午後3時がタイムリミットなので重量も結構ある上、のんびり歩くこともできず残念でした。

あいにくの曇り空 藪に分け入る

金山南口をスタートしたのが7時半とあって行きの高速は渋滞、駐車場に着いたのは9時前、いそいそと準備を始め登山開始。今回は中道を上り裏道を下りながら水のサンプルを持ち帰る予定です。おばれ岩で一本、山頂手前の稜線で一本、裏道入り口で一本休憩をとりました。ここで11時。いよいよ水質調査のはじまり。

さらに進むと 浄化槽らしき施設

裏道を降り始めてしばらくして水音が聞こえる場所から道をそれて背の低い笹藪などを踏み分けて進む。突然コンクリートでできた浄化槽が現れた。見たところ浄化槽の中の水は澄んでおり、なんの問題もなさそうに見えましたが水の出口になっている堰面は茶色く変色しており、まだ水質が改善されていないのかな?と思いました。この場所は当初調査の対象になっていなかったそうです。調査の対象になったのは下流よりも上流の水質が悪かった為に、原因として考えられる場所としてここを調査することになったのが始まりだそうです。

当時、山頂にはカモシカセンターがあり、その水がここで処理されて沢に流されていたとのことできちんと処理しきれていなかったのでは?とのことでした。今はカモシカセンターは閉鎖されており水質がどのように変わっていくのでしょうね。

藤内小屋 現在の藤内小屋

その後、裏道真横の沢、七合目の看板あたりの沢の水、岩登りでおなじみの藤内沢出会いの沢の水を採取。藤内小屋付近の裏道は有志の方々が作業をされたのか歩きやすく拓かれた跡が真新しい。誰が拓いてくださったにしろ感謝の思いを胸にいだきつつ再びオープンした藤内小屋へ。小休止したあと、通称「最後の水場」の水を採取する。ここの水質はずっと良好だそうですれ違った青年たちがSさんに勧められるとうまそうに水を飲んでいた。

ラストの採取場所が日向小屋付近の沢との事だがご存じの通り、日向小屋は豪雨で流されて跡形も無い。今は重機が沢で作業を行っていた。大体の場所であたりをつけて採取した。
重機の入った沢

駐車場についたのが1時40分、そのまま名古屋に向かった。車中では様々な話をして他の会の方と交流を持つとこともいいことだなと思った。登山者としての自然保護に対する姿勢や山岳会のメンバーとして普段の会の活動に対する姿勢や考え方など色々考えさせられた。どの沢でも飲用に適した山になるといいのにと祈るような気持ちで駐車場をあとにした。

下りは左膝が痛くなった・・・・・・・・・・・・反省


山行記に戻る   トップページへ戻る