竜王山山行報告 H.Y

種別 個人山行
目的 早春の山で春の花を捜す
山名 竜王山(りゅうおうざん)
山域 金勝(こんぜ)アルプス 
日程 2010年3月12日(金曜日)
天候 晴れ
メンバー 総勢5名 CL M野 SL・記録 M田 H尾j K頭 Y井

[JR名古屋駅] = 7:24[名古屋西IC = (東名阪・新名神) = 草津田上IC]8:41= 9:00[上桐生駐車場]9:08
… 9:38[落ヶ滝]9:50 … 10:16[北峰縦走線出合]10:24 … 11:01[天狗岩]11:20 … 11:43[白石峰]
… 11:45[茶沸観音] … 12:00[竜王山山頂605m]12:20 … 12:06[北峰縦走線分岐] … 12:41[重ね岩]
… 12:56[狛坂磨崖仏]13:00 … [南谷林道出合]13:13 … [オランダ堰堤]14:22 … 14:28[上桐生駐車場]
= 14:56[草津田上IC = (新名神・東名阪) = 名古屋西IC]16:40

M野さんとは今年3回目、M田さんとは各務原アルプス以来2回目。K頭さんは今年初めて。H尾jさんとは4回目の山行。今回の金勝(こんぜ)アルプスは、湖南アルプスとも呼ばれることもある。昨年1月このコースにはM野さんに連れて行っていただいたので2回目の山行になる。とにかくM野さんはバラエティに富んだ楽しい山歩きをふんだんに提案してくださる。これも豊富な山行経験に裏打ちされたものだと思う。


スタートは昨年とは逆回りコース。落ヶ滝線から歩き始める。登山道に水が多い。渡渉回数が多いように感じる。30分位歩いたところで案内標識に従い、ルートを少しはずれて落ヶ滝を見に行く。「そんなに大した滝ではありませんよ。」とお聞きしていたので期待していなかったせいか、逆に、実際にその滝を目にしたときには「オオッ!」と声を上げるほど立派に感じた。期待と失望はおうおうにしてそのようなものだ。嬉しくなった私は、デジカメのシャッターを何枚か切った。インターネットで見た写真の滝より水量が多く迫力があった。


分岐での休憩の後、北縦走線を南下して天狗岩を目指す。この辺りから登山道らしくなってくる。高度が増すに従って、奇岩、巨岩が多くなり、周りの景色を楽しむことができる。春霞のためクリアーな遠望はできないが、樹木が少ないのでいたるところで美しい景色が次々と現れ、名前を付けたくなる程興味深い多くの奇岩に出会えた。

天狗岩は、先回の山行ではハイカーのラッシュで近寄ることすら出来ずただ通過するだけだったが、今回登山者は我々だけ、登山道脇のベンチにザックを置き空身で岩の上に上がることができた。下から見上げ想像したより岩の上は広かった。記念写真を撮った。気分良く歩いて、疲れもなく皆上機嫌。景色は360度の好展望、最高。


階段が多くなって白石峰へ、分岐を東に竜王山に向かう。茶沸観音を見て15分程で竜王山山頂(604.7m)に到着。山頂は狭く、落ち着くことが出来ないのですぐ下の大野神社の境外社前で大休憩。

「早春の山で春の花を捜す」の目的は、これまでのところ残念ながら果たすことが出来ない。下りに入りやっと見つけたのが、「アセビ」、白い可憐な花。花弁の先が少しすぼんで淡くピンクに色づいているのが愛らしい。重ね岩を通過。下の岩をよくよく見れば、仏様が彫られている。名も知らぬ木の小枝の先の芽がもうすぐ本格的な春の訪れを予感させてくれる。


狛坂磨崖仏の真下には新名神高速道トンネルが貫通しているが、ここではそんな不届きな現代土木工学技術とは関わりなく大岩に彫られた仏様が昔の信仰を伝えている。うっすら雪を被った昨年の磨崖仏とはまた趣が異なるが、私はこんな遺物が好きだ。昔ここに狛坂寺があったという。金勝寺は女人結界の地であったため結界の外に当たるこの狛坂に寺を建てたと伝えられている。

南谷林道からはほぼ平坦な道程。途中アッと驚くこんな風景を見た。「ナニコレ!!珍百景」に入るかも知れない風景。直径50センチ位ある大きな幹が空中からぶら下がっている。しかも林道のど真ん中、小枝ではない。上空で隣の木の枝に引っかかったまま、放置されている。とても危険ではないだろうか?


道なりに進み新名神高速道下のトンネルを横切る。私達はトンネルを出て直進し、ルートミスを犯した。その事にしばらく誰一人気付かなかった。25000の地形図を手に持っていたにもかかわらず、確認を怠ったのだ。間違った道も遠回りになるだけで同じ場所に着くことはわかっていた。ただ「逆さ観音」を見ることはできなかった。最後のところでのミスだった。分岐の見落としは、道迷いや危険なルートへの迷い込みがあり、とても危険。軽いハイキングルートだからと緊張のない気持ちで歩いたのは山岳会としては、恥ずかしいことだった。反省会で、今後は、気をつけようと互いに確認しあった。

オランダ堰堤を経て上桐生駐車場に戻ったのは、2時28分。この日の山行は、温泉入浴をしない。5時間を少し超える山歩きで、お天気も良く、ストレスもなかったし、初めての山を歩いたように思える快い山歩きだった。名古屋に戻ったのは5時前だった。皆さんありがとう。

【蛇足】 お天気
この日の山行もとても素晴らしいお天気に恵まれました。M野さんとの山行はいつも晴れ、と言っても良いです。会の皆もそう思っています。先日の綿向山での山行には、雨男というM田さんと晴れ女のM野さんが一緒に参加されました。さて、皆さん、この日のお天気はどうだったと思われますか?
・・・・・答えは、雨でもなく晴れでもありませんでした。そう。曇りだったのです。


山行記に戻る   トップページへ戻る