雪景色 寂光院・継鹿尾山・善師野

1.犬山は銀世界

名古屋南部地区の降雪(2005.12月)
12月13日 粉雪
18夕〜19朝 大雪 午後雪解け
(名古屋北部58年振りの積雪)
22夕〜23朝 大雪 午後雪解け
24日(土) 善師野定例自然観察会

今年は名古屋でも58年ぶり(私の小5年生)の大雪が12月に降った。その数日後にも大雪があり、私の住む緑区ではいずれも10cmくらいの積雪で、お昼過ぎにはほとんど雪は解けていた。
二回目の大雪の翌日、天気も回復し、定例善師野自然観察会とその開始前の継鹿尾山散策に出かけた。一番電車で日の出前に犬山遊園駅に着き、木曾川沿いに出ると、一面の銀世界にびっくり!!
私は20ヶ月続けてここの観察会日に、継鹿尾山の早朝散策をしてきたが、そこで雪景色に出会ったのは、今年3月の観察会日の薄雪だけであった。今日は山頂部では雪も残っているかと思い雪山装備の準備はしていたが、まさか市街地でこんな積雪があるとは思っていなかった。あわてて、スパッツを着用した。
つい先日、ここの11月末の素晴らしい紅葉を紹介したばかりである。その数週間後、思っても見なかった雪景色に出会う。月遅れになってしまったが、春、秋の続編としてホームページに「冬の継鹿尾山」を紹介します。

2.雪の寂光院

  雪の寂光院境内

寂光院といえば「もみじ」、それが白銀の装いにも出会えたのは、毎月の定期・定点観測(参拝)のお陰かと、標高100mに位置する本堂に感謝する。この高さになると、霊山の気配も感じられる。
力いっぱい撞かれた鐘の音は、四囲の山々にいつまでも鳴りひびいていた。除夜の鐘には早いが、私もお賽銭をあげ一撞きする。すがすがしい気分になった。雪をいただいた弘法大師は、すばらしい笑顔でこちらを見てみえる。思わず手を合わせた。


3.273mの冬山・継鹿尾山
  継鹿尾山頂休憩所を望む

継鹿尾山は名駅前のセントラルビル(245m)と余り変わらない標高の低山であり、雪が積もることは少ない山である。
その日も本堂までは、樹幹にはたくさん雪がついていたが,参詣道は急な石段が続き、雪道という感じはなかった。

本堂の境内から上は、一転して本格的な冬山ルートが続いていた。
まずは慎重にルートの状況を確認する。天気はよく、前夜少し雨が降ったのか、雪もしまり歩きやすい。登山路は樹木が伐採されてはっきりしており、道迷いの心配はないコースであり、しばらくゆっくり歩くことにする。

平均20〜30cmの積雪で、特別のラッセルは必要なく快適だ。尾根道からの展望もすばらしい。シャッターの数も増えてきて山頂へ着いた時は、予定時間をかなり越えていた。

どうしようかとしばらく迷った。急いで集合時間に間に合わせても、この雪では流会かも知れないし、観察会は集合時間に集まった人が当日の参加者であり、迷惑をかけるわけではない。継鹿尾山でのこの雪景色は、唯一無二の機会になるかも知れない。結局、思い切り雪山を楽しみながら、ゆっくりと下山することにした。
   

山頂の東屋から展望を存分に楽しむ。雪景色の中を悠然と流れる木曾川の姿が印象的だった。登山道の両脇から雪をたっぷり乗せた枝が覆い被さっている。雪が熔けた後、これらの枝は元の姿に戻るのだろうか。自然の力のすさまじさに驚かされる。
鳩吹山への縦走路のアップダウンを繰り返しながら、善師野大洞池へとゆっくりと下る。積雪量、雪質、天気に恵まれ、思っても見なかった素晴らしい雪山ハイクを楽しむことができた。

   

4.善師野の里・観察会
善師野駅前の観察会集合場所へは、ほぼ1時間半遅れで到着した(am.11:00頃)。
念のためにと思って、線路沿いのいつもの観察コースを辿って見る。結構踏み跡が多いのでひょっとして誰かいるかと思い、ショートカットして通常の観察コースに出て見ると、見慣れた顔に出会う。先頭集団とのことで、びっくり。私もここから合流して、バードウォチングや雪中観察を午後3時過ぎまで楽しんだ。
この日も20 人以上の参加者がいたが、犬山や鵜沼地区からの常連の顔が見えず、名古屋方面からの参加者が多かった。名古屋でも、北西部の方は足回りなどの準備も万全で、地区別の積雪量の差が参加者にも強く影響していた。
ここの観察会は、毎回観察コースが若干ちがっているが、参考までに当日、私が歩いたコースを略記します。

   
5.ルート図
(2005.12.24 森の散歩人)


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